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赤ちゃんのミルクに水道水を使うのは良くないのか

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水道水と聞くと気になるのが塩素ですよね。また2011年の原発事故以来、水道水を使うのが怖いという人も多いはず。

そもそも大人だって水道水をそのまま飲む人は少ないくらいです。
そこで水道水をミルクに使っても大丈夫なのか検証してみました。

粉ミルクの調乳に使っても安心な天然水の基準

明治のホームページに「粉ミルクの調乳に使用する水(お湯)について」の見解を示したページがありました。
明治の粉ミルクに合わせる水(お湯)に関する見解
(参考:http://www.meiji-hohoemi.com/hohoemiclub/information/info_1103.html
これには、pH、Mg(マグネシウム)、Na(ナトリウム)、Ca(カルシウム)、K(カリウム)の推奨値と「硬度(目安)120以下(できれば60以下)」と示されています。これらの数値は高いほどミネラル成分が多いということになります。

乳児は腎臓が未発達でミネラル成分を体外に排泄することができないため下痢になってしまうことがあるそうです。もしミネラル成分が多い天然水を飲ませるなら内臓が発達する5歳くらいからと言われています。

WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が120mg/l以下を「軟水」、120mg/l以上を「硬水」としています。
そうなると硬度60mg以下の軟水であることが水選びのポイントということになります。

水道水は51項目もの基準をクリアしている

日本の水道水は大腸菌やヒ素、クロロホルム、水銀などそれぞれ厳しい基準値が厚生労働省によって定められています。
もちろんその基準をクリアしたものだけが水道水として私たちのもとに届きます。

(厚生労働省水質基準項目と基準値(51項目)
反面ミネラルウォーターなどはもっと少ない基準値で販売することができます。

そのため、安全性でいえばミネラルウォーターより水道水の方が安全ともいえるのです。

日本の水道水でも硬度60mg以上のところがある

実は47都道府県中8都道府県の水道水が60mg以上です。

  1. 沖縄 84mg
  2. 千葉 81mg
  3. 埼玉 75mg
  4. 熊本 70mg
  5. 茨城 66mg
  6. 東京 65mg
  7. 神奈川 61mg
  8. 福岡 60mg

※都道府県内の各浄水場の数値を平均したもの

8都道府県も60mgを超えていることが意外ですが、WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が120mg/l以下を「軟水」としています。
明治の使用する水の推奨基準も「硬度(目安)120以下(できれば60以下)」となっているため、赤ちゃんに下痢などの症状が見受けられなければそこまで心配するほどの硬度ではありません。

残留塩素を抜くには5分以上煮沸

もともと水道水には残留塩素というものが少なからず含まれています。これは5分程沸騰させることで抜くことができます。

煮沸した水道水を使っている方は多いですが、せいぜい1分程度で毎回5分以上煮沸しているというママは少ないのではないでしょうか。

塩素自体は1リットル当たり1mg以下が望ましいとされています。 塩素は殺菌のため必要不可欠なものですが、一定の濃度を超すと髪や肌のたんぱく質を酸化させてしまうことがあります。

また、塩素が多く含まれたプールに入るようになった子どもがアトピー性皮膚炎を発症したという話も多いです。

必ずしもアトピー性皮膚炎の原因が塩素という確証はありませんが、原因になりうるものは遠ざけたいのが本音ですよね。

水道水を煮沸すると発がん性物質の元になる硝酸態窒素の濃度が高まる

実は煮沸した水道水にも落とし穴があります。

水道水を煮沸することでかえって発ガン性物質の元になる「硝酸態窒素(亜硝酸態窒素)」の濃度が高まると言われています。

硝酸態窒素とは、土壌、水、植物中などのあらゆる場所に存在し水中の硝酸イオンと硝酸塩に含まれている窒素のこと。
硝酸態窒素は体内で亜硝酸態窒素に変化し、血液の酸素運搬能力を奪い、発ガン物質となり毒性も強くなります。

そのため厚生労働省によって10mg/L以下と基準が定められています。(厚生労働省水質基準省令の改正等について(外部サイトへリンク)平成26年4月1日施行)

ただこの硝酸態窒素、乳幼児のメトヘモグロビン血症を引き起こすといわれてはいるものの国内の水道水においてメトヘモグロビン血症になった報告例はありません。

そのため、水道水を煮沸したものを使用するのはおすすめしません。

では天然水とRO水の安全性はどうなのでしょうか?

水道水よりRO水・純水が良い

RO水は人工水や純水、ピュアウォーターとも呼ばれ、実は赤ちゃん用品売り場に売っている「純水」というのもこのRO水のことです。
赤ちゃんの純水/加熱殺菌済み
RO水とは、RO膜に通すことで水に含まれるさまざまな不純物を取り除いた水のことで、ウイルスや放射能物質、環境ホルモンまで除去できるため安全性の高さが特徴です。

またミネラルを含んでいないため、腎臓が未発達な赤ちゃんの下痢をする心配もありません。

もともと厳しい基準をクリアした水道水を原水とし、そこからさらに不純物を取り除いているため、水道水よりも安心して使用できるなのは間違いないでしょう。(参考:RO水のウォーターサーバー(硬度、採水地)比較

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