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バナジウムに期待できる効果とデメリットについて

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バナジウム天然水の効果と過剰摂取についてバナジウム天然水と聞くとなんとなく健康や美容にいいような気がしますよね。

このバナジウムという成分は、生活習慣の予防・改善に効果的といわれ、注目されているのは美容効果だけではありません。

そんなバナジウムには、どんな効果があるのでしょうか。

バナジウムってなに?

バナジウムは、バナジウム族元素のひとつで(元素記号:V)、主な産出国は南アフリカ、中国、ロシア、アメリカで、この4か国が全体の90%超を占めています。

食品では貝類、パセリ、黒コショウに含まれていますが、自然界には量が少ないミネラル成分です。

バナジウムは、火山岩の一種である玄武岩層を通り抜けてきた水に多く含まれています。
富士山には世界で雄一、玄武岩層が7層も形成されていて、水が浸透しやすい性質を持つため、標高2000m地点に降った雨水が数十年の時間をかけてゆっくりろ過されることでバナジウムや亜鉛が含まれる水を作り出しています。

血糖値を下げる効果が期待できる

高濃度のバナジウム天然水は、身体の代謝を促進し、血糖値を下げる効果やコレステロール抑制作用があるといわれています。

アメリカのテンプル大学が行った実験によると、一定量のバナジウムを2型糖尿病患者へ4週間にわたって投与し続けたところ、インスリン感受性が高まり血糖値が下ったということです。

しかし、この実験で投与したバナジウムの量は1日100,000μg(100mg)とのこと。

動物実験でも血糖値が下がることは確認されていますが、その実験で投与したバナジウムの量を人間に換算すると1日14トンにも及ぶそうです。

そのため、普段の生活で摂れる量程度で血糖値が下がるという確証はまだないのが実情です。

バナジウム摂取のデメリット

バナジウム天然水を飲み過ぎると中毒症がでていまう危険性もあります。

日本で7年間にわたって毎日160μgを摂っていた方が、難病指定されている「慢性炎症性脱髄性多発神経炎」という手足の筋力低下やしびれ感をきたす末梢神経の疾患を発症したという報告もあります。

1日160μgというと、100mlあたり9.0μgバナジウムが含まれた天然水を1日あたり約1.8L飲んだという計算になります。

9.0μgというと特別含有量でもないので、誰にでもすぐに摂れてしまう量です。

ただ、7年間という期間ですから同じ成分をそこまで長い期間摂取し続ければ何かしら身体に影響が出るのは当たり前かもしれませんね。

追記

アサヒ飲料が「バナジウム含有富士山天然水は耐糖尿障害を改善するか」という実験を行いました。

その結果報告によると

1Lあたり62µgの「バナジウム」を含む、富士山の裾野の地下から採水した天然水を、糖尿病モデル動物に3ヶ月間(人間では7~8年間に相当)飲み水として与え、生理効果、作用機作、ならびに「バナジウム」の臓器蓄積性を含めた安全性を詳しく調査いたしました。

以上の結果から、富士山の裾野から採水したバナジウム含有天然水は、体重増加の抑制、糖利用効率の改善効果を有することが示唆され、長期間継続摂取しても安全性が高いことを確認いたしました。富士山の裾野から採水したバナジウム含有天然水は、飲料水としてだけでなく、普段の食事の材料としても利用することができ、また、運動や食事療法とを併用することによって、メタボリックシンドローム(代謝症候群)の改善への貢献が期待されます。

とのことです。

つまりバナジウム天然水を摂取と運動、食事療法を併用することでメタボリックシンドロームの改善が期待できるというわけですね。

(参考記事:「バナジウム含有富士山天然水は耐糖尿障害を改善するか -KK-Ayマウスを用いた形態学、分子生物学的研究から-」について

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