「それぞれのウォーターサーバーって何が違うの?」という疑問を持つ方は多いですよね。
どのウォーターサーバーを選んでも『オプション料金がついていて騙された!』といったことは確実にありませんが、水の交換が思ったより重かったり、必要以上の機能がついていてここまで必要なかったなということはあります。
そこで、ここでは各ウォーターサーバーにどんな違いがあるのか、選ぶポイントについて5つに分けて説明しています。
この違いの説明も結構長いので、無難なものに決めてしまいたいという方はこちらからどうぞ。
契約前にチェックすべき5つの基準
1.水の種類(天然水orRO水)をどちらにするか
天然水は天然のミネラル成分がそのまま含まれている水のこと。
RO水はミネラル成分も埃や雑菌と一緒にすべて取り除いた後、人工的にミネラル成分を添加した水のことです。
どちらの水にもメリット・デメリットがあります。
詳しくは下記のページを参考にしてください。
天然水とRO水の違い
各ウォーターサーバーによって扱っている水は違います。
- 天然水とRO天然水
- 天然水のみ
- RO水のみ
という3つに分かれるため、どの水を飲みたいのかによって選ぶウォーターサーバーは決まってきます。
同じ天然水でも硬度や採水地の違い、バナジウムやシリカを含む水など扱っている水にはそれぞれ特徴があるので、目的や好みに合わせて飲むことができます。
各社の硬度や採水地、どんな用途に適した水なのかということを下記のページにまとめていますので参考にしてみてください。
各ウォーターサーバーの硬度、採水地一覧はこちら
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天然水とRO水が飲めるウォーターサーバー
天然水を取扱うウォーターサーバー
RO水を取扱うウォーターサーバー
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2.どんなサーバーが良いか
サーバーにはそれぞれの特徴が異なります。
大まかな違いは3つ。
●デザイン性(カラーバリエーション)
病院や店頭で見かけるいかにもウォーターサーバーというデザインのものだけでなく、最近ではグッドデザイン賞を受賞するようなデザイン性の高いウォーターサーバーもあります。
インテリアに合わせやすく、おしゃれな家電のように見られることもあります。
各ウォーターサーバーのデザイン一覧は下記ページで見られます。
【おしゃれ度No.1は?】デザインで比較!おすすめランキング
●注水がレバー式orボタン式
ボタン式の方は力がいらないため、楽に注水できます。
●床置きか卓上タイプか
床置きが主流ですが、置くスペースがない方や腰に負担をかけたくない方、こどものいたずらが気になる方は卓上タイプも便利です。
卓上タイプが良い方は下記を参考にしてください。
卓上タイプのウォーターサーバー3選
これに加え、蛇口が一口にもの(フレシャスのdewoサーバー)や足元で水が交換できるもの(コスモウォーターの足元らくらくスタイルサーバー)など種類は豊富なので、自分の生活スタイルに合ったものを探すことができます。
ちなみにサーバーの音がうるさいといった声もあるようですが、冷蔵庫以上の音がするものはありませんでした。
3.水の容器の違い
水の容器は大きく分けると、ガロンボトル、ペットボトル素材、ビニールパック素材の3つのタイプに分かれます。
ペットボトル素材のものやビニールパック素材のものは、水が減っていくと容器も小さくなっていくため、水が空気に触れない=衛生的であるという点がユーザーの支持を得ています。
ガロンボトルは業者による回収式で扱っているボトルで、ペットボトル素材とビニールパック素材は使い捨てのものが一般的です。
また、内容量も7L~12Lと種類があります。
交換時は容量が少ない方が楽ですが、減りも早いため頻繁に交換が必要になるというデメリットがあります。
女性や高齢の方でしたら7~8L容量のものがおすすめです。
4.水の容器の配送方法&処分方法の違い
3でも触れましたが、水の容器は業者による回収式(リターナブル方式)と使い捨てタイプ(ワンウェイ方式)のものに分かれます。
ガロンボトルは回収式で、ペットボトル素材やビニールパック素材のものは使い捨てが一般的です。
配送方法ですが、回収式は業者の方が家まで届けてくれて不在時は指定した場所に置いて行くことが多いです。
使い捨てタイプのものはヤマトや佐川急便などの宅急便によって送られてくるため、不在時は通常の荷物と同じように再配達依頼によって配達してもらいます。
オートロックのマンションですと、回収タイプは宅配ボックス、使い捨てタイプは通常の再配達のため部屋まで持ってきてくれるので、使い捨てタイプを利用した方が便利です。
5.料金
ウォーターサーバーの月額料金をザックリ言うと、レンタルサーバー代+水代の合計です。
しかし、サーバーのレンタル料を取っているところはほとんどないため、ほぼ水代のみといってもいいでしょう。
天然水は69円~81円と幅があります。
RO水は天然水よりも安く、500mlあたり(ペットボトル1本分)50円程度で飲むことができます。
この価格の違いはなんなのかというと安い順】値段・料金で選ぶ!ウォーターサーバーランキングのページの下部にも書いてありますが、サーバーの違いが水代に反映しているのです。
例えば、水が真空パック容器でサーバーには自動クリーニング付、デザイン性も高くてカラーバリエーションも豊富なフレシャスは500mlあたり78円なのに対し、500mlあたり69円と最安値のクリクラミオはサーバーのデザイン性も低くカラーバリエーションも白のみです。
そういった違いが水代(月額使用料)にも反映されているというわけです。
ですから、サーバーの機能面やデザイン性を重視すればするほど、月額料金が高くなる傾向があるのです。
管理人がアンケートサイトにて行った「ウォーターサーバーの月額料金の相場」調査では、下記のような結果が出ました。
自分の目的や希望によって月々の支払い額は変わってきますので、自分の希望や目的を明確にして料金と照らし合わせてみましょう。
時間をかけて調べるのが面倒!という方へ「失敗しない」ウォーターサーバーはこれ!
料金形態や水の種類、サーバーの違いをひとつひとつ調べてたら複雑でよく分からなくなってしまったという方も多いです。
そんな時はとりあえず水の味やサーバーの機能、料金が無難なコスモウォーターとサントリーのウォーターサーバーがおすすめ。
料金も水もサーバーも満足度が高いコスモウォーター
悩んでいる方はコスモウォーターにすれば失敗はありません。
理由は、
- 水が3種類の天然水+RO水の計4種類から選べる
- 足元でボトル交換ができるサーバーがある(交換が楽)
- 月々のノルマが2本と無理がない(1本あたり24L)
- サーバーに自動クリーニングがついている
- 容器は水が減ると潰れていくから衛生面も○
- 月々4,000円前後で利用できる(家族が3人、用途がミルクやお茶・コーヒーなどの飲用の場合)
- チャイルドロックは冷水・温水にアリ(冷水は申込みが必要)
というとりあえず不便は感じない条件を満たしているから。
「結局どれがいいのか分からない」という方はコスモウォーターを選んでおけば、困ることもないですし「他のものに変えたいな」という状態にはなりません。
赤ちゃんのミルクに使う時期はRO水にして、大きくなるにつれて天然水に切り替えることもできるのも大きなメリットです。
ただし、コスモウォーターのサーバーはカラーバリエーションは豊富ですが、注水の部分にウォーターサーバーにありがちな赤と青が配色されていて好みではないという方もいます。
デザイン性を大切にしたいならフレシャス
他社よりも少し値段は上がりますが、サーバーも水も他社と比べてワンランク上です。
全操作がボタン式なので使いやすいですし、ウォーターサーバーらしくないデザインで配色もシンプルなので部屋のインテリアに馴染みます。
まとめ
どのウォーターサーバーにも特徴はありますが、料金を重視するのか、デザイン性を重視するのか、はたまた水の味にこだわるのかによって選ぶウォーターサーバーは異なります。
当サイトでは、これらの目的に合ったウォーターサーバーを探しやすいよう制作していますが、疑問点などがあればこちらからお問い合わせください。
おすすめウォーターサーバー一覧
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●料金、水、サーバーの使い勝手などトータルバランスに優れている
●安心感、水の味、サーバーのデザイン性重視
●割高でもデザイン性、衛生面、楽さを重視したい
●最低限ウォーターサーバーとして使えればいい
●RO水が飲みたい
クリクラ(RO水)
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